カトリック神父による性虐待を許さない会の紹介

 2020年6月21日、私たちカトリック神父からの性虐待受けた信者を中心に長崎で緊急集会を行い、被害者4人で、「カトリック神父による性虐待を許さない会(以下、許さない会)」を立ち上げました。

 当会の設立メンバーである竹中勝美氏は、2019年2月7日、月刊誌文芸春秋3月号に、「“バチカンの悪夢”が日本でもあった! カトリック神父“小児性的虐待”を実名告発する」という記事で、カトリック神父による性虐待を実名告発しました。
さらに、2019年4月7日、「カトリック神父の性虐待、日本でも」と題した集会を開催しました。
その会場に、日本カトリックのトップである高見大司教が来場しました。
 高見大司教は、その場で「カトリック神父の性虐待の実態調査を行い、公表すること、カトリック神父の性虐待だけでなく、すべての性暴力の問題に日本カトリック教会として取り組むこと」などを約束しました。

 2019年11月、ローマ教皇が来日されました。竹中勝美氏は、TBSテレビの取材に実名と顔をだし、ローマ教皇に日本の性虐待の実態を伝えることを訴えました。
羽田空港や東京カテドラル教会の沿道に立ち、「Catholic Child Sexual Abuse in JAPAN too」のプラカードを掲示しました。
バチカン市国大使館に「日本のカトリック神父の子どもへの性虐待を訴える」手紙も届けました。
しかし、日本における子どもへの性虐待を、高見大司教がローマ教皇に報告したというニュース報道は、一切ありませんでした。
「日本にもカトリック神父からの性虐待があることをローマ教皇に伝えて欲しい」との被害者たちの願いは、高見大司教により無残に踏みにじられました。
高見大司教との約束から1年経過した2020年5月、長崎大司教区の女性信徒より、性暴力被害の訴えや調査担当者へのパワハラなどの相談が入りました。
日本カトリックのトップが、性虐待を訴え、調査と再発防止を訴える信徒との約束を破る現実。
神父からの性被害を相談する相談窓口や相談室が、性被害を訴える信徒の個人情報を集め、性被害を隠蔽し、被害者を弾圧するために利用されようとしている。
その現実に唖然とし、日本におけるカトリック神父の性虐待被害者の会の設立を呼びかけました。
2020年6月21日、長崎で緊急集会を行い、カトリック神父からの被害者4人で、「カトリック神父による性虐待を許さない会」を立ち上げました。